本切羽、本開きとも言いますが、
袖口が開閉可能で袖の釦が本当に掛けられる仕様です。
英語では般的には「surgeon’s cuffs」とも呼ばれ、昔、外科医が手術や診療の際に腕まくりをしやすくするためのディテールとして誕生したという説もありますが本当のところはわかりません。
その本切羽、高級オーダースーツのように言われる事もありますが、本場英国でも指示しない限り、
開き見せ(あきみせ:袖口が開かない飾り釦穴)仕様だという事です。
高級という風潮が独り歩きして、最近では、量販店で販売されているスーツも「本切羽になっているので高級です」と謳っています。あくまで、こういう事も出来るという程度に覚えてもらった方が良いように思います。
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本切羽(ほんせっぱ)
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