豆知識

繊維(せんい)についての勉強シリーズ 【1】

 人類が繊維と付き合い始めたのは体毛を失った時点からと考えられるが、
当初、「繊維」から糸をつくり、編み物にしたり、
織ったりしていったことが想像できます。
さまざまな遺跡から麻布や綿、絹という順番に繊維が利用されていった様子が発見されており、日本においても縄文時代の遺跡から麻が栽培され、
布に織られていたことが明らかになっています。
徳川時代には綿花の栽培も全国的に広がり、明治維新以降海外との貿易が始まるまでは続いていたということであります。
 絹については、かなり早い時期に大陸からの渡来人によってや養蚕、製糸、織布の技術が伝えられており、20世紀に入ってから科学的方法によって繊維がつくられるようになったとの事です。
当初、天然繊維の代用として開発された「化学繊維」も現在ではあらゆる分野において化学繊維ならではの特長を生かした素材が使用され、
衣料品の分野においては機能性を競う優れた製品でみてとれるようになりましたね。

次回アップまでには繊維の分類を勉強してきます。

関連記事

  1. 持っているスーツと同じ物はつくれるか?
  2. 生成(きなり)
  3. Tweed - ツイード
  4. チェンジポケット
  5. ワイシャツのカラーキーパー
  6. 燕尾服とモーニングは違います!
  7. 繊維(せんい)についての勉強シリーズ 【2】
  8. オーダースーツの種類

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP